こば獣医科クリニック

KOBA ANIMAL HOSPITAL

耳科

耳科について

こば獣医科クリニックで一番多い動物の病気は、耳の病気です。耳を痒がる、頭を振るから始まり、耳が汚くなってきた、耳から黒いものが出てくる、耳から膿が出ている、といった稟告です。


今までたくさんの耳で悩むワンチャン、ニャンちゃんに出会ってきて今まさに感じるのは、早期発見、早期治療に加え予防の重要さです。

ちょっとでもおかしいなとご家族が感じた場合はすぐにご相談ください。
放って置くと、いつの間にか悪化していて取り返しのつかない状況になる事があります。


当院では、まず耳垢の検査を実施し、耳の内視鏡で鼓膜まで観察、耳の穴が狭窄(狭くなっている)している場合は、なるべく早く麻酔をかけて耳の中を洗浄し、鼓膜が無事であるかを診断する努力をしています。
そこで問題となるのが全身麻酔ですが、まずは、なるべく麻酔をかけずに治療できるように努力しています。


一方で、どうしても麻酔が必要な場合に遭遇するのも事実です。ご家族によっては耳ぐらいで麻酔をかけたく無い、麻酔をかけるリスクが心配、入院がかわいそう、など心的ハードルが高いのも分かります。しかし、人の耳科の治療では、麻酔をかけて検査、治療を行う必要はありませんが、ワンちゃん、ネコちゃんはどんなに大人しくても制御するのが難しいものです。


麻酔に関してはリスクはありますが、全力でリスクをゼロに近づける努力をしています。100%大丈夫とは言えないのが心苦しいところですが、麻酔前に健康診断の実施をお勧めして、リスクをゼロに近づけるように頑張ります。


耳科は、時に軽んじられる事が多いのですが、私どもは取り返しのつかない耳の病気、手術(全耳道耳切除術、耳を全部取るような手術)でしか改善を期待できない病気を多く経験してきました。多くのご家族は耳を取る手術なんて、と敬遠されます。ただ、もう治ることのない耳科の病気では手術した方が、苦しみが取れることは明らかです。そこまでいかないように、とにかく耳科は早期発見、早期治療に加え予防が大切になる事をご理解ください。

当院では、耳の内視鏡検査を10年間やってきました。より早い改善や原因追求に役立つ検査法です。弱点は麻酔と、内視鏡なので耳の穴が狭くなっていたら入らないことです。その場合は耳の穴を開くツールにて、できるだけ開口させて検査にのぞんでいます。

まだまだお伝えしたい事はたくさんありますが、耳の病気に関してちょっとでもおかしいなとご家族が感じた場合はお早めにご相談ください。

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